ウィーン・スンマ・クム・ラウデ国際ユースフェスティヴァル

2022年度 フェスティヴァル実施要項

1. 開催期間

2022年 7月1日(金)~ 7月5日(火)・5日間 


2. 参加部門

合唱 (混声合唱、女声合唱、男声合唱、児童合唱)

② オーケストラ(シンフォニー・オーケストラ、室内オーケストラ、弦楽オーケストラ)

シンフォニック・バンド

スンマ・アンサンブル(上記の①~③以外の演奏団体、ジャンル、人数は問いません

  が、お申込みに当たっては必ず事前にお問合せ下さい。)

■ 各部門とも、A)コンクール+コンサートと、B)コンクールに出場しないコンサートのみのセレブレイション の2通りの参加方法があり、コンクールでの成績優秀団体は最終日のガラ・コンサートに出場の機会が提供されます。


3. 参加資格

できれば①は15名位以上、②、③は20名位以上の団体(20名以下でのご参加を希望の場合はお問い合わせください)、④はジャンル、人数は問いません。但しメンバー全員がアマチュアで満26歳未満である事を原則としますが、メンバーの10%の人数までは26歳~30歳の方が入っていてもかまいません。尚、指揮者や伴奏ピアニストはプロの方でも可能で、年齢制限もありません。


4. 実施内容

期間中は、ムジークフェライン大ホールでの部門別のコンクールまたはセレブレイション・コンサート、コンクール審査委員によるワークショップやレクチャー、ウィーン市内・郊外の各会場での2回のコンサートなど多彩なプログラムが用意されています。

また、希望団体は終了後プラハへ移動し、スメタナホールでのコンサートにも参加できます(プラハ滞在2泊3日、但しこれらの費用は別途必要になります)。

 


5. 演 奏 曲

A)コンクール部門
コンクール課題曲
日本人作曲家の作品(民謡等も含む)を少なくとも1曲
任意曲(①、②と合わせて、合唱は15~20分、オーケストラ、シンフォニック・バンドは20~25分になるように1曲又は数曲提出して下さい)

B)セレブレイション部門
特に曲目の指定はありませんので、合計で20分位のプログラムを自由にお決めください。できれば日本の曲を少なくとも1曲は含めることをお勧めします。

 

両部門とも上記のプログラム以外にウィーン市内・郊外でのコンサートのためのプログラムとして、任意曲で25分~55分位のコンサートプログラムを別途提出して下さい(各部門での課題曲を含めても構いません)。

 


6. 課 題 曲

混声合唱 (ソプラノ+アルト+テノール+バス) 

  Clara Wieck-Schumann (1819 - 1896): From „Drei gemischte Chöre“:

  No.1 „Abendfeier in Venedig ‘Ave Maria’“

女声合唱 (ソプラノ+アルト)  

  Eva Ugalde (1973): "Ave Maris Stella" (5:00)

男声合唱 (テノール+バス)

  Veljo Tormis (1930-2017):Kord me tuleme tagasi: Meie varjud

  (Once We Will Reappear: Our Shadows) (4:39)

児童合唱 (14歳以下の男女平均年齢が12歳以下。 但し、声域は、ソプラノとアルト)

  Eleanor Daley (*1955):O My Dear Heart (2:31)

シンフォニー・オーケストラ 

  Johannes Brahms (1833-1897): ハンガリー舞曲第5番 (3:45)、第6番 (2:51)

室内オーケストラ 

  Franz Schubert (1797-1828): 交響曲第5番の第1楽章 (6:55)

弦楽オーケストラ

  Leonie Holmes (1962): Prelude for Strings (06:15)

シンフォニック・バンド

  John Williams (1932): Fanfare from E.T. The Extra-Terrestrial (1:49)

  Katherine Bergman (1985):Dream Machine (7:00)

スンマ・アンサンブル

  Ludwig van Beethoven (1770-1827): 交響曲第5番の第1楽章 (07:30)

 *グループの形態に適合するようにアレンジしてください。

  但し、できるだけ原曲に忠実であること。

 


7. ワークショップ

期間中にはコンクール審査員によるワークショップ(レクチャーとリハーサル)も予定されており、各団体とも1回45分のワークショップに2回参加することになります。

参加に際しては、

 

合唱 は特定の課題曲はありませんが、

コンクール出場団体は1回目はコンクール課題曲より、2回目はそれぞれの演奏会用のプログラムから、もしくはその団体にふさわしい曲をワークショップの講師が用意します。

コンクールに出場しない団体は2回ともそれぞれの演奏会用のプログラムから、もしくはその団体にふさわしい曲を講師が用意します。

 

オーケストラ 

 コンクール出場団体は1回目はコンクール課題曲より1曲。 2回目は以下の課題曲より1曲を選んで下さい。

コンクールに出場しない団体は以下の課題曲よりもしくは演奏会用のプログラムから2曲を選んで下さい。 

シンフォニー・オーケストラ

ベートヴェンの交響曲第1番、第2番、第4番、第5番の任意の一つの楽章又は第8番の第4楽章、エグモント、コリオラン、フィデリオの序曲、ベルリオーズのベアトリスとベネディクトの序曲、シューマンの交響曲第1番の第3楽章、メンデルスゾーンの交響曲第3番の第2楽章、ドヴォルザークのスラヴ舞曲集の第3番、第8番、より1曲。
室内オーケストラ

ハイドンの交響曲第104番の第1楽章又は、第4楽章、シューベルトの交響曲第5番、ハイドンの交響曲第43番、モーツァルトの交響曲第29番よりそれぞれ任意の1つの楽章、バルトークのルーマニア民族舞曲、より1曲。    

弦楽オーケストラ

モーツアルトのディヴェルティメント第1番、第2番、第3番の任意の1つの楽章、アイネ・クライネ・ナハトムジーク、スークの弦楽セレナード、グリーグのホルベルク組曲の任意の1つの楽章、バルトークのルーマニア民族舞曲、J.S.バッハのブランデンブルグ協奏曲第3番の第1楽章、ヘンデル12の合奏協奏曲より第5番の任意の1つの楽章、より1曲。   

 

シンフォニック・バンド

コンクール出場団体は1回目はコンクール課題曲。2回目はコンサート用のプログラムより

1曲を選んでください。

 コンクールに出場しない団体は、1曲はムジーク・フェラインでのコンサート用の曲から、もう1曲はコンサートプログラムから1曲を選んで下さい。

 

● スンマ・アンサンブル 

コンクール出場団体は1回目はコンクール課題曲。2回目はコンサート用のプログラムより

1曲を選んでください。

 コンクールに出場しない団体は、1曲はムジーク・フェラインでのコンサート用の曲から、もう1曲はコンサートプログラムから1曲を選んで下さい。

 


8. その他

今年度のフェスティヴァルでは、映画音楽からの作品にフォーカスしていますので、以下の団体は必須ではありませんが、できればコンサートプログラムやワークショッププログラムに以下の作品を含めてください。

混声合唱

映画「ホーム・アローン」より、ミコラ・ドミトロヴィチ・レオントヴィチの「キャロル・オブ・ザ・ベルズ」

女声合唱・児童合唱

映画「コーラス」より、ラモーの「夜の賛歌」

男声合唱

映画「歓びを歌にのせて」より、ステファン・ニルソンの「Gabriellas Sång」

 

シンフォニーオーケストラ

映画「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」より、ジョン・ウィリアムズの「オートバイとオーケストラのスケルツォ」

 


9. 提出書類

① 申込書と演奏プログラム
② 演奏団体と指揮者それぞれのプロフィール
(英文で、ワード文章にしてA4サイズ1ページ以内のもの)
③ 演奏団体と指揮者それぞれの写真
(カラーで、Tiff、Bitmap、Jpeg のいずれかで提出の事)
④ 演奏団体のCD、DVD又はMP3 ファイル
(ライヴ又はスタジオ録音の問わず、最近4年以内の演奏で少なくとも3曲以上録音又は録画したもの)
*さらに、コンクール出場の団体は3月30日までに
① 提出曲の指揮者譜を各曲別に各7部
② 参加メンバー全員のデータシート
ステージプラン(楽器配置図)


10.申込締切

2022年4月15日までに上記の必要書類などが全て現地に必着の事。
但し、それ以前でも部門別の定員に達し次第締め切られますので、できれば2月15日までに提出されることをお勧めします。

 


11. パッケージ

ご希望の団体には以下の2通りのパターンで、宿泊、食事、現地交通費、観光などを含めたパッケージをご案内いたします。利用料金は参加人数により増減はありますが、30名位の団体の場合で、Aコースで約18万~25万円、Bコースで約25万~30万円位です。 

Aコース: ウィーン滞在5日間コース

Bコース: ウィーン+プラハ7日間コース (スメタナホールでのコンサート付き)

フェスティヴァル参加期間のウィーンでの宿泊は「ホテル・ピラミーデ」、又は「ユーハ・シティホテル」を利用します。  


フェスティヴァル  スケジュール(予定)

 

Aコース: ウィーン滞在5日間コース 

1日目:7月1日(金)

午後、聖シュテファン寺院のフェスティヴァル登録手続きとウェルカム・セレモニーに引き続き指揮者ミーティング。 

2日目~4日目:7月2日(土)~7月4日(月)

フェスティヴァルに参加

ムジークフェライン大ホール(黄金の間)でのコンクール又はセレブレイション・コンサート

ウィーン国立音楽大学でのワークショップ(期間中2回)

ウィーン市内・郊外の会場での参加団体独自のコンサート(期間中2回)

コンクール又はセレンブレイション・コンサートは2日目又は3日目に1回。

ワークショップ並びに市内・郊外でのコンサートは2日目~4日目の間にそれぞれ2回予定されています。 

5日目:7月5日(火)

午前中自由行動(希望者はウィーン市内観光)

午後:ガラ・コンサートの準備、記念写真の撮影など

夕刻:コンツェルトハウスのコンクール入賞団体によるガラ・コンサート

(入賞団体以外はコンサート鑑賞)

終了後、ウィーン市庁舎へ移動。ウィーン市長主催による表彰セレモニーとフェアウェル・レセプション

引き続き、お別れの夕食会。 

6日目:7月6日(水) 

朝食後、宿舎をチェック・アウト 

 

Bコース: ウィーン+プラハ7日間コース 

6日目:7月6日(水) 

朝食後、専用バスでプラハ。着後指定ホテルへチェック・イン 

昼食は各自で、夕食は市内のレストラン又はホテルで。 

7日目:7月7日(木) 

午前中、半日市内観光。 

プラハ城、聖ヴィート教会、カレル橋、プラハ旧種街などを日本後ガイドの案内でバスと徒歩で巡ります。 

夕刻:スメタナホール(又はドヴォルザークホール)でのコンサートに出演 

終了後市内のレストラン又はホテルで夕食。

8日目:7月8日(金) 

朝食後、ホテルをチェック・アウト


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